主にミシックウェポン作成時には欠かせないナイズルマラソン。
この中で特にランプの手順に関しては苦手意識が高い方もいると思います。
そこで、新ナイズルキャンペーンだけでミシック2回分ほどのトークンを貯めた自称百戦錬磨の私が最終的に行き着いた『ランプ手順の歩き方』をメモがてらここに残します。
もっとも、歩いてる場合ではないんですが。
適正ジョブ
個人的にいろいろと試しましたが、ナイズルはやはり青/赤が一番やりやすかったです。
- 範囲攻撃
- 単体攻撃
- 行動阻害(範囲睡眠など)
- 遠隔攻撃(ギア釣り用)
- 移動速度アップ
この5つの能力があると道中ラクになりますが、他でいうと召喚士が好感触でした。
一番重要な攻略法
まずはじめに、どんなに頭が良くてもどんなに経験を積んでも、ランプの手順は必ず時間がかかります。
意外とこの考え方自体がコツで、このマインドを持っていることで開き直り落ち着いて考えることができるのでオススメです。
特にパーティで突入した場合は余計に焦って次の手順考察に時間がかかってしまったりする場合もあって、
とか、痺れを切らした人がいきなり言い出して指示者と被る、なんて事態が起こるとミスや混乱が起き大きなロスを招いてしまいます。
またソロの場合ですと、方向感覚を見失って結果迷子になったりもします。
なので手順がきた場合は 「開き直ってじっくりと」。
これ、結構大切です。
行動パターンをルーチン化する
ここからは開き直ってじっくりやる覚悟が決まったあとの行動のヒントを書いていきます。
これに関してはいまいちピンとこないかもしれませんが、例えば私は特殊な構造のフロアを除いて「分かれ道は左から。次の部屋は最寄りから」というルールを課しています。
理由は以下の3点。
- 空間把握をしやすくする
- 高精度の探索を行う
- パーティ時の行動パターンのアピール
この中の「空間把握」については後述します。
二つ目の「高精度の探索」については、ナイズルではモンスターやランプの配置パターンというのが無いことから「今回はこっちに居そうな気がする」などといった配置推測はアテになりません。
なので基本的に片っ端からしらみ潰しで探すのが私のスタイルでもあります。
一見これだと時間がかかりそうな気もしますが、これまでの経験上このやり方に変えてから全体的な成果は確実に上がりました。
三つ目の「アピール」についてはオマケみたいものですが、例えば同じ方向に進んでいたメンバーがいてその先道が分かれていたとき、"相手はどちらへ進むだろう?” と一瞬立ち止まって様子を伺ったことはありませんか?
最初は難しいですが、ある程度進んでいくと「あっ、この人は左ばっかり進んでいるな」という印象付けをできることがあります。
これはそこまで期待できるものでもありませんので、オマケ程度とお考えいただければ。。
これらを元に、自分に一番良いとされるルールを定めそれを基本ルーチンとして行動に出せれば必ず成果は出てきます。
ただし上記の私の定めているルールも、モンスター配置やランプ配置などの事情または単純な見間違いで無視する場面もあります。
こう言うとどうしようもありませんが、結局のところ臨機応変さは必要ということです。
ショートカットのヒント1:右か左か
例えば画像のように▲の位置からこの部屋に入った場合、右へ進めば若干の短縮が見込めることはマップを見ると理解できると思います。
ですがナイズルにはマップが存在しないのでこのような判別ではできません。
そこで私は以下の方法をとっています。
この▲の位置から左側を見ると
右側を見ると
このようになっていますが、赤丸で囲っている部分の壁のデザインが若干違っていることに気づくと思います。
右側を見た場合のこの扉の枠部のような模様がある方へと進むようにすれば、短縮を重ねていくことができます。
ただし、当然ながらこのような構造の部屋だけでなく両方に扉枠のあるパターンだったり、片方が行き止まりになっていたり、また扉が閉じられていたりということもあるので都度違った判断をしなければなりません。
あくまでヒントのひとつとして。
ショートカットのヒント2:ゴール係のススメ
これはランプのコード認証には適さないヒントですが、パーティの場合はゴールにひとり待機させておくことをオススメします。
ランプ手順の場合、人数や本数次第なところもありますが慣れていれば1人2本のランプを担当してでもゴール係を設置する恩恵があると考えています。
目的は言うまでもなく目標達成時の即転送を実現させるためで、散開して達成後に誰かがゴールに向かうという手法に比べて若干の短縮が期待できます。
ただし新ナイズルキャンペーン時はNM討伐後の箱開けというのが主目的になるため、フロア目標達成後のNM発見報告は忘れずに。
また2垢の場合、基本的に私は1本目までは共に向かい2本目以降は1人で探索します。
このヒントも、例えばランプはスタート地点から近い場所にあるのか遠い場所なのか、まとまった場所にあるのか散らばっているのか、マップは広いのか狭いのか等で方向性が変わることもあるので、回数を重ねて慣れることも重要だったりします。
空間把握のコツ
恐らく一番のネックになるのがココ。
しかも自分のやり方に関する説明が非常に難しいところでもあります。
いま自分がどの位置にいるのかを把握しづらい。
こう感じる方は多いと思います。
それでも何か良い方法は無いかと試行錯誤した結果、ある一つの方法にたどり着きました。
それは「方角で空間を把握する」こと。
画面左下には方角コンパスがありますが、これを参考にスタート地点から自分がどの方角の部屋へ進んだかを管理する方法です。
例えばスタート地点からN北→W西→S南→S南→E東の順で進んだとします。
この場合、ゴールへの戻り方は順番・方角を全て逆にしてW西→N北→N北→E東→S南となります。
これが私の考え方の基礎となります。
また勘の鋭い方であれば気づいたと思いますが、この場合最後に訪れた部屋からN北に行ければ一周してそのままスタート地点の部屋に戻るようにもなっています。
ではマップで確認してみましょう。
画像を参考に、先ほどの順で進むとなると
スタート部屋>①>②>④>⑦>⑥
となりますが、これからスタート部屋に戻るとなると(途中④からショートカットができますが説明の便宜上そこが使えないと仮定)
⑥>⑦>④>②>①>スタート部屋
となりますね。
ただし上記はあくまで考え方であるため、毎度「NWSSE...NWSSE...」と連呼するように記憶していては本来の目標達成プロセスの邪魔になってしまいます。
そこで私はこれを反復して行い、結果多少は感覚で理解できるようになりました。
また部屋の中で右にいったり左にいったりして方向感覚を見失いそうになることもありますが、ここは部屋の構造を頭にマップとして思い浮かべるなどして少しは緩和させることができるようです。
これはランプの場所を覚える際にも応用できる手法ですが、実はここからが本番。
本当の問題はそこではありません。
迷子になるという問題の本質は、"道中分かれ道があった時に全てを管理することが難しくなってくる" というところです。
さらにマップが広いフロアともなると、ほぼ確実に迷子。
ここで私が行なっている考え方のヒントは2つ。
- 一度訪れた部屋のおおまかな方角を覚えておく
- 2〜3方向へ分かれている部屋を起点に考える
まず1について。
これは先ほどのマップ画像を参考にすると、NWSSEと進んでいる時に④を通過する際は向かって左側つまり東方向にスタート部屋があるということがわかります。
これを感覚で理解できるかできないかが大きなポイントとなります。
入った時点では画像のようなマップを連想することは不可能なので、まずは方角で感覚として捉えおおまかなスタート部屋の場所を意識するやり方です。
次に2について。
1が感覚でわかるようになると次の段階として、例えば⑦の部屋に来た時はそれまでスタート部屋に設定していた起点を⑦へ移すという考え方になります。
この考え方を行なった場合、スタート部屋がわからなくなりそうですが、本当にわからなくなります。笑
しかし、だからこその「ゴール係のススメ」です。
とはいえ、先ほどの手法を行い感覚で理解できるところまでくると、ある程度の広さまでであればボンヤリとですが把握できるようになります。
これはフロアの全体像をマップとして頭に思い描くスキルが必要になってきますが、さすがに正確性を維持するのは難しいので、「北はだいたいこんな感じ」「西の方はまだ未確認」というおおよその想像でも効果はあると考えます。
うろ覚えに近い感覚なので過信も良くないのですが、この段階まできた時点でおそらく成果は向上していると思います。
手順の考察
4本を例に考えましょう。
これも単純に "考え方をルーチン化" させます。
私のやり方で説明します。
まずは発見順。 →1234
全てハズレの場合はまず逆にします。 →4321
それでも全てハズレであれば最初の1234から12と34を入れ替え。 →2143
それもダメなら2つ目の4321から43と21を入れ替え。 →3412
なので4本の場合は4ターンとなります。
2020.3.31補足追記
上記は全てハズレであった場合の手順の一例です。
この時4ターン目で当たりを引くことになりますが、重要なのは"各ランプが全ての順番を網羅する手順を最短で目指す"というところになります。
なので他にも 1234→4123→3412→2341 といった流れがあります。
この流れを基本とした時たいていの場合いずれかのランプに当たりが出てくるので、そうした時に次の方法を行います。
次に手順指示を考える際に混乱しやすいと思われる、一部が当たっていた場合ですが最初の1234で例えば3が当たりだったとしましょう。
その場合3は固定になるので、他をひとつ後ろへずらします。 →4132
ダメならさらに後ろへずらします。 →2431
この方法だといくつ当たりがあっても、慣れてくるとわかりやすくなります。
以上は私なりの考え方ですが、ここで大事なのはルーチン化させることです。
ルーチン化させることで考えて指示を出すのが早くなってくるので、とてもスムーズなランプ処理が可能になってくると思います。
また報告について、@で報告するパターンもありますがこれだと名前と順番を管理しなければならず、ミスの要因になるので個人的にはあまりおすすめしません。
見つけた順に123〜と報告し、以降その番号を固定させておくのが経験上一番スムーズでした。
ギア釣りについて
感知されずにギアを釣れる青魔法があります。
それは "グルーティナスダート" です。
射程が長いこの青魔法であれば、ギリギリのところから感知されずに当てることができるのでオススメです。
一応動画を掲載しておきますが、ギリギリ青カーソルになってたり移動中の釣りは感知のリスクが非常に高くなるため、停止していて尚且つ黄色カーソル時に放つことが重要です。
最後に
ランプの手順は本当に難しい。
これに尽きてはダメなんですが、これに尽きます。笑
ここまでしても「あれ?どこだっけ?」となる場面も多々あります。
このやり方は私なりに考えて編み出した手法・考え方であり、他にもっと良い方法はあるのかもしれません。
とはいえ事前にいろんな関連記事を見て回りましたが、これ以上に成果が出せそうな記事というのは見当たりませんでした。
参考までに、これで旧ナイズルを行なうようになってからは、フロア選択の消費分を除き平均して6k以上のトークンを得られるようにはなっています。
特に「空間把握」の項については説明が難しいのでわかりにくいと思いますが、何か少しでも参考になる部分があれば幸いです。
最後に実際の旧ナイズルの動画を載せておきます。
それでは、ミシック作成中のみなさま、ご武運を!