先日ウォンテッド編をお送りさせていただきましたが、今回は旧コンテンツで入手できる ”今でも使える良い装備” をご紹介します。
旧コンテンツはILプレイヤーであればほとんど簡単に進めることができ、それだけ敷居は下がってくるので初心者さんや復帰者さんにとってもかなりやり易いかなと思います。
中にはいまだ最終装備として位置付けられているものもあるので、暇つぶしがてらでも挑戦してみるといいかもしれません。
なおここでの「旧コンテンツ」の定義については、アドゥリンリージョンのコンテンツを除くCL119未満のバトルコンテンツ全般とさせていただきます。
アビセア
【腰】ブルウィップベルト(アビセア-ラテーヌ)
異様なほどマイナス補正の目立つ装備ですが、実はこのマイナスこそが今回紹介させていただく理由となる装備品です。
6属性の耐性が-50されるということはすなわち状態異常に対するレジスト率が下がるということにもなりますが、この性質が役立つ場面があります。
それはアサルト「青の症例」です。
このアサルトは状態異常を受けた状態でNPCに報告するという流れになっていますが、アイテムレベル時代の昨今ではレジストが目立ってなかなか状態異常を受けられないという現象が起きてしまいます。
そこでこの装備を身に着けて行くことで比較的楽に状態異常を受けることができるようになるという便利アイテムとなります。
非常に限定的な使い方しかできませんが、ミシックウェポン入手を目指す冒険者はぜひ持っておきたいアイテムですね。
ちなみに私はストレージ拡張前に捨ててしまいました。
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【腰】ニーレンシュッツ(アビセア-コンシュタット)
非常にシンプルなステータスですが、この装備可能ジョブでは唯一の被ダメージカット装備となります。
被物理ダメージカットに限りフルームベルトとオドンブラサッシュが-4%と僅かに上回りますが、腰にカット装備を携える場合は十分候補として挙げられる存在かと思います。
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【腰】ゴウドベルト(アビセア-ラテーヌ)
こちらは度々私の装備関連記事でも出てきますが、もともとは敵対心装備として魔導剣士で使っていたものになります。
腰の敵対心装備という意味では他に競合品はたくさんありますが、こちらはヘイスト+とストアTPも同時にプラスされるということで個人的に気に入っていて今でも愛用させてもらっています。
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【投てき】インカントストーン(アビセア-アットワ)
こちらはファストキャスト+2%を有している装備品ですが、競合となるサピエンスオーブには敵対心+がついているためこれが邪魔になりがちな白学向けの装備品となります。
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【腰】エンパチコスロープ(アビセア-ブンカール)
腰装備では最高値となる詠唱中断率ダウン、また唯一のアクアベール装備となります。
こちらは比較的ドロップも良いようなので競売になくても現地調達であっさりと入手できるかもしれません。
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【指】エポナリング(アビセア-アルテパ)
「隠れた」というほどの掘り出し感はありませんがそれもそのはず、指装備の中でダブルアタック+だけでも最高値なのに加えてトリプルアタック+までついている、まさにマルチアタック装備の最高峰といえる逸品であるため早い段階で有名な装備品となりました。
一方で最先端のコンテンツではあらゆるステータスをアクセサリにも求められるようになったことからトレードオフの対象としても挙げられてしまうマルチアタック性能ですが、それでも今なお多くの冒険者が愛用しているかと思います。
注意点としてドロップするNMの討伐がやや面倒なので、事前に予習したうえで挑戦することをオススメします。
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【腰】ジーゲルサッシュ(アビセア-ウルガラン)
見ての通りストンスキン用(カット+20)の装備として有名ですが、強化魔法の詠唱時間短縮も地味にいい仕事してくれます。
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ミーブル・バローズ
【首】オルンミラトルク(破級プログラム-ソロムグ原野)
首部位の中では最高値であり唯一無二のファストキャスト+5%を誇る逸品です。
盾ジョブにとっては敵対心のマイナス補正をどう見るかですが、全ジョブ装備可能というのも素敵。
破級プログラムに挑戦するにはそれまでのプログラムを一通り攻略するか100万ギル払って破級まですっ飛ばすという2通りの方法があり、またボスからのドロップで100%ではないためそれなりの敷居はあります。
また攻略する場合ですとプログラムによっては意外にも攻略失敗の可能性を孕んでいるところがあるのでご注意を。
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【両手】ヒエロスミトン(活動値80000交換品)
友人と広末ミトンとか言ってた気がする掘り出し物。
カーズナ効果アップの効果は成功率+10となっていますが、これが単純に確率+10%なのか補正値としての+10かは不明。
ただしカーズナ成功率には定められた計算式があり
以上のような内容になっているそうなのでおそらくは後者の補正値であると思われます。
白にはファナチクグローブという上位品がありますが他ジョブにとっては両手では唯一のカーズナ装備となります。
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【胴】セイズルコタルディ(活動値100000交換品)
アイテムレベル装備品ではないため他装備の組み合わせを考慮する必要がありますが、それでもこの「与えた属性魔法ダメージの2%をMPに変換」という効果は凄まじく10000ダメージでMP200回復(消費MPを超えない)ということになるのでそれなりに有用であると言えます。
黒はスコピナ胴があるのでそちらを起用した方がいいのですが、他ジョブではこのようなステータスを持つ装備は他にはないのでMB装備の選択肢として有力な候補となってくれるでしょう。
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レギオン
【耳】シテレアパール
アブダルスの模型-レギオンエリア限定効果の敵対心-20が目を引く逸品。
このエリア限定効果はアンバスケードでも有効で、そちらで敵対心を抑えたい場合に候補として挙がるかと思います。
競合としてはシェレピアスがありますが、こちらはジョブがアタッカーに限定されていたりエリア限定はなくてもMP消費という交換条件もありオデシー(ジェール)の装備品でもあるのでご自身の活動環境をみて考慮するといいかなと思います。
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ヴォイドウォッチ
【指】プロリクスリング(ジラートStep1)
ファストキャスト効果アップの内容は+2%というもの。
競合としてはキシャールリング(+4%)とウェーザーリング(NQ:+5%/HQ:+6%)とラハブリング(+2%)くらいでしょうか。
この中でウェーザーリングに関しては他の報酬リングとの選択になるためあまり所持している方はいないかもしれません。とすると、ファストキャストを極めていくなら候補としてありえる装備品かなと思います。
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【首】ファライナロケット(プロマシアStep2)
ケアル用装備になります。
私は現在サクロゴルゲットまでの繋ぎとしてナイトで使っています。
高水準のステータスであり全ジョブ装備可能なのでジョブによっては候補となる可能性はあると思います。
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サージウォーク
あくまで自己判断ですが、こちらでは誰もが知る有名な装備というは割愛させていただきます。
【腰】スヴェルグリーズ+1
回避ブーストという意味では最終装備に位置づけられている逸品です。
回避+だけみるとカシリベルトが僅かに上ですが、AGI+分も含めるとトップになります。
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【首】デュアルカラー+1
この装備はHP+とMP+が共に首装備の中では最高値を誇っています。
また属性耐性や魔防+もあり、一部回復系WSやコンバートにも使えるので様々なシーンで活躍してくれそうですね。
盾ジョブをやっている私のお気に入りでもあります。
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上位バトルフィールド
一部上位ではありませんが、ここではオーブを使用するバトルフィールドに絞って紹介します。
【耳】アースクライピアス(道連れ旅団)
見ての通り、ストンスキン用装備です。
内容はストンスキン吸収量+10。
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【腰】オリンポスサッシュ(視線恐怖症)
腰装備としては貴重な強化魔法スキル(最高値)装備です。
全ジョブ装備可能というのも嬉しいですね。
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【腰】カシリベルト(★居候妖精)
さきほどスヴェルグリーズ+1の項で少し出ましたが、用途としてまず上がるのは回避装備でしょう。
ただし回避装備としてはスヴェルグリーズ+1の方が僅かに勝っているため、例えば流通がなかったり運が悪かった場合に繋ぎとして起用するという機会は十分にあると思います。
地味に他ステータスもいい塩梅なので私はスヴェルグリーズ+1を取得した後もこれを持っています。
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リンバス
【両脚】エニフコッシャレ(アポリオンCN-II)
IL装備ではありませんがFC+8%の効果があり、これは両脚の中では青を除けば最高値となります。
またHP+とMP+もそこそこあるので一時的な着替えとしてなら安心して運用できますね。
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【両脚】シェダルサラウィル(テメナス中央塔4階-II)
こちらもIL装備ではないものの強化に関していえば最終装備に近い性能を有している、まさに「隠れた逸品」です。
高水準の強化魔法スキル+と属性耐性魔法効果+に加えストンスキン吸収量+35とアクアベール回数+1まで備えており、強化に関わるMNDさえカバーできれば他はさほど気になる点もありません。
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以上、旧コンテンツで手に入る逸品たちを紹介させていただきました。
これは私の経験上の話でもあるので多少の偏りはありますし、他にも掘り出し物が眠っているかもしれません。
しかしこういったところの装備品を携えている冒険者をみると、「おっ、さすがですね」と思っちゃいますね(笑)
私も所持していない装備品がいくつかあるので、ソロ活のネタとしてこれらの入手活動を空き時間にやっていこうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
「隠れた逸品たち ウォンテッド編」はこちら