最近、魔導剣士やナイトで出動する機会が多いのですが私はほとんどをサポ青でやっています。
これは活動の場に依るところも大きいのですが、主に多数の敵を相手取る時のサポ青はなかなか便利です。
特にナイトでのサポ青は個人的に他のサポートジョブに戻れないくらい気に入っています。
ちなみに魔導剣士でサポ青をやると指が10000本ぐらいもげます。
ということで今回はサポ青の使い心地にフォーカスした記事をお送りします。
私の青魔法セット(ナ/青の場合)
2022年3月27日現在の状況。
ここは興味がなければ飛ばしていただいても構いません。
BP30/30
追加特性:防御力アップ、オートリジェネ
ナイトでのサポ青
結論から言うと、これ一択と言っていいほど使い勝手が良いです。
詳細は後述しますがナイトの場合、複数の敵のヘイト値を同時に稼ぐ場合はアビリティかリアクトに頼るしか方法がありません。
しかしそれらはリキャストタイムが長めに設定されているためフォイル連続詠唱のような継続したヘイト稼ぎには向いていないのです。
またその数もお世辞にも多いとはいえず、明らかにジリ貧まっしぐらな仕様になってしまっているわけですね。
そこでそのアビリティの代わりを担ってくれるのが青魔法です。
青魔法には高ヘイト値を持つものがサポレベルでも多く存在しているため、これを駆使することでヘイト稼ぎの手段がかなり増えます。
魔導剣士でのサポ青
フォイルが優秀すぎるのでこれさえあればヘイト稼ぎでは問題に感じる場面は少ないと思います。
複数のヘイトリスト入りに関してもサポナやサポ黒があるので、なかなかスキが見当たりませんね。
ではサポ青が必要ないかと言えばそうでもありません。
フォイルにも使用後しばらくは待機時間があるので、その間に青魔法をひとつ挟んでさらなるヘイト稼ぎに講じるという手段もあります。
また青魔法はヘイト稼ぎだけでなく、以下に記すようにその魔法自体の効果にも注目すべき点が多々あります。
個人的な青魔法の使い心地など
ここでは実際に私がセットしている、もしくはしたことのある青魔法の個人的な使用感などを紹介します。
なお青魔法全般に言えることですが、範囲系の白魔法や黒魔法よりも効果範囲が狭い点には注意が必要です。
グランドスラム オススメ度★★★
自身範囲の青魔法なので周囲の敵のヘイトリスト入り用途としては使えますが、ヘイト値を稼ぐ用途には向きません。
利点としては詠唱時間が1秒とかなり短く、またテラータッチと組み合わせることで追加特性:物理防御力アップが発動する点も要チェックです。
炸裂弾 オススメ度★★★★
以前ネット検索でサポ青の記事を見て回ってたんですが、この青魔法を起用している方がほとんどいない現状に驚いたくらい個人的に便利だと感じています。
この魔法でヘイト値自体は稼げませんが、私はバニシュガのようなヘイトリスト入り用途で使っています。
バニシュガと比較すると再詠唱時間は同じ15秒で詠唱時間はバニシュガよりもこちらが0.5秒早く、一方で範囲はバニシュガの方が広いです(下記画像参照)。
また遠隔範囲の手段となるので追加:バインドはどうなんだという話になりますが、高レベルコンテンツでは氷属性に弱い敵でない限りほぼ入りません。
そしてナ/青の場合はバニシュガと炸裂弾を続けて使用することで、漏れが生じたり散開してしまった敵にへの対策にもなります。
一方で同じ用途としてカースドスフィアや爆弾投げという選択肢もありますが、こちらはBP、MP、詠唱時間、再詠唱時間すべてにおいて炸裂弾よりも値が大きいので除外。
いやしの風 オススメ度★★★★
範囲回復魔法ですが、回復量に関してはあまり期待できません。
用途としては回復量による若干のヘイト稼ぎもありえますが、パーティメンバーのヘイトリストを自身にも映せたり、寝てしまったメンバーを起こす時にも有効です。
またシープソングと組み合わせることで追加特性:オートリジェネが発動する点もなかなか魅力的だと思います。
このことからメインが魔導剣士の場合は有用性の大きい青魔法となりますが、ナイトの場合は競合性のあるアビリティがあるため下記参照。
そもそも回復量やそれによるヘイト稼ぎを目的とするならマジェスティ+ケアルIVがあるので、その部分で競合させるのであればこの魔法は必要ありません。
ただしマジェスティがあるから全く使えないかというと実はそうでもありません。
というのもマジェスティは効果時間が短く、自己管理のしっかりした人でないといざという時にマジェスティがかかっていないという場面が多々あります。
このとき範囲ケアルを撒くまでに2工数必要になるので、ヘイトリスト入りやメンバーを起こす時ではいやしの風にも多少の優位性は生まれるでしょう。
(マジェスティ+ケアルを1つのマクロに仕込めばほぼ同等の対応は可能)
あとはやはり追加特性も見逃せない。
実際に私はこの魔法に助けられる場面がけっこうあるので今回★4つとさせていただきました。
コクーン オススメ度★★★★★
これはヘイト関連とは全く無関係ですが、防御力アップの効果が+50%と絶大なので盾ジョブにとってはマストスキルといえます。
BP1というのは嬉しいですが、効果時間が短い(90秒)のがやや難点。
リフュエリング オススメ度★★★
BP4ということもあり他の青魔法との組み合わせ次第で外すこともありますが、やはりヘイストを自分で賄えるというのは心強いです。
基本的にはヘイストをもらえる状況の方が多いかもしれませんが、そうでない環境もそれなりにあるのでTPOに合わせて入れるか外すかを考慮するといいかなと思います。
効果深度は白魔法のヘイスト(15%の効果時間3分)よりも若干浅い(約10%)ですが、効果時間が長め(5分)という親切設計は見逃せない。
フライトフルロア オススメ度★★★★
マスターレベルが導入されてサポ青での価値が見出された青魔法。
揮発320を有しているので多少のヘイト稼ぎの足しにはなりますが、それ以上に注目されているのがこの範囲:防御力ダウンの方です。
枠はアーマーブレイクやアンゴン等と同じで効果深度は-10%とまずまずですが魔命は高く設定されており、またコクーンやシザーガードのような防御力アップを上書きできるという、なかなか高いランクの魔法として扱われているようです(アンゴンやアシッドボルトの効果も上書きしてしまうので注意)。
詳細は用語辞典をご覧ください。
なお追加特性についてですが、サポ青レベルでのオートリフレシュは特性値が低いものばかりで最低でもサポレベル58までいかないと特性値8に到達しないという難点があるため使い物になりません。
ジェタチュラ オススメ度★★★
ここからはヘイト稼ぎに特化した青魔法になりますが、このジェタチュラは累積180/揮発1020とかなりの高ヘイト値をもつ魔法です。
発動も0.5秒と極めて早いので詠唱中断率ダウン装備なしで詠唱しやすいという点も評価できます。
ただ前方扇状範囲という難点を抱えており、これはあくまで体感ですがこの範囲というのが通常の扇状範囲のものよりもさらに狭く感じていましてほぼ直線に近いくらいの範囲にしか効果がないように思います。
とはいえ相手が単体であればこれらは全く問題にはなりません。
シープソング オススメ度★★★★★
こちらのヘイト値は累積320/揮発320(累積はフォイルと同値)。
少ない必要BPと消費MP、そして光属性の範囲睡眠という効果も見逃せません。
また先ほども言いましたが、いやしの風と共にセットすることで追加特性:オートリジェネが発動するところもポイントです。
これらのことから非常にコスパに優れた青魔法といえるでしょう。
ガイストウォール オススメ度★★★★★
サポ青のヘイト稼ぎでは主力級の青魔法で、リキャストはフォイルよりも短い30秒。
ヘイト値はシープソングと同じ累積320/揮発320。
また本家ディスペルやフィナーレよりも若干魔法命中率は高めに設定されているようなので、魔法効果を消す使い方においても優秀です。
スティンキングガス オススメ度★★★
こちらも範囲ヘイト稼ぎ用の青魔法として使えますが、私の場合は上記2つの範囲青魔法のリキャストが間に合わないときの保険としてセットしています。
ヘイト値はシープソングやガイストウォールと並んで累積320/揮発320。
追加特性についてはフライトフルロアの項を参照。
メタルボディ オススメ度★★★★
メインが剣の時は必要ありませんが、ナイトだった場合はそこそこ使える青魔法だと思います。
ただし吸収量がスキン装備や強化魔法スキル、MNDではなく青魔法スキルのみに依存している点は要注意。
また意外にも揮発300を有しているため、ヘイト稼ぎのわずかな足しくらいにはなるでしょう。
カオティックアイ オススメ度★★★
揮発320を有する青魔法。
効果は視線判定の静寂ですが、魔命を盛ればそこそこ入ってくれる印象。
ただし魔命が原因なのか効果時間が不安定なのでそこをどう捉えるかでしょうか。
幸い10秒という短いリキャストタイムなので連打はできるようです。
ちなみに追加特性:コンサーブMPですが特性値8を得るためにはレベル65のゼファーマントが必要なのでここは見なかったことにしましょう。
キラー系青魔法 番外
私の場合、現状ではこれらの青魔法はセットしていませんがオデシーなど多種類のモンスターと対峙するコンテンツに入る場合は選択肢として挙がります。
サポ青で利用できるキラーは以下の通り。
リザードキラー
フットキック(BP2)+クローサイクロン(BP2)
ビーストキラー
スプラウトスマック(BP2)+種まき(BP3)
プラントイドキラー
パワーアタック(BP1)+M. バイト(BP2)
サポ青が必要となる理由
ご存じの通り盾の仕事として大きなウェイトを占めるのが「ヘイト維持・管理」です。
特に多数の敵と対峙した時にはそれぞれの敵のヘイトに関しては神経を削る場面が多く、管理の難易度も敵の数に比例して難しくなっていきます。
これは魔導剣士とナイトによってまた変わってきますが、特にナイトは魔導剣士に比べてそのジョブの性質上対多数の環境下では若干のハンデを抱えています。
問題となっているのがその手段の数です。
私がナ/剣でダイバーに参加した時のこと。
石像にフラッシュをして雑魚が周囲に沸き、続いてバニシュガで全個体のヘイトリストに入る、そしてその後ヘイト値を稼ぐために行ったのが「センチネル」や「パリセード」「ヴァレション」などの高ヘイト値をもつアビリティたちです。
このフラッシュ~バニシュガまではルーチンとしてこなせていましたが、進行が始まってまもなくして問題が発生。
ヘイト値を稼ぐためのアビリティたちが全てリキャスト待ちの状態で使えなかったのです。
それもそのはず、それらアビリティのすべてが数分以上のリキャストタイムを有していたからです。
これではダイバーの進行を止めてしまう・・・!
…これがサポ青を志すようになったきっかけでした。
サポ青で使える青魔法があれば、複数の敵に対するヘイト値をさらに稼ぐことができるようになるのでこの問題も解消できるというわけですね。
実はこのことは以前から知っていました。
ただサポ青にする際にセットし直すのが面倒だったり、新たにマクロ整備も行わないといけなかったということもあってなんとか現状で打開できないかと模索していたんですが、さすがにダイバーなどの多数の敵が次々に押し寄せてくる環境では無理だと判断したわけです(笑)
サポ青をやって感じたこと
最初は本当にめんどくさかったんですがいざ導入してみるとなかなか面白いです。
装備にも同じことが言えますが、この青魔法セットの組み合わせを試行錯誤するというのは個人的な楽しみのウェイトとしてはけっこう大きかったりするので新しい発見に繋がったという印象を持っています。
盾のサポ青がもともと想定されていたことのようには思えませんが、マスターレベルの導入も相まって幅や伸びしろが広がったのは嬉しいことです。
ナイトに関してはマジェスティだけではまだ何か物足りなさを感じてしまう側面もありますが、それでもモチベーションは上々なので今後の躍進に期待したいところですね。
今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!