ここ最近団体で挑むコンテンツにはたぶん十中八九コルセアで出動しているめりめりです。
以前こちらの記事でも書いたことがありますが、私がコルセアをはじめたきっかけはある先輩コルセアへの憧れでした。
その先輩が相当ストイックに育成しているのをかつてのLS内でよくみかけていたんですが、その結果が私の憧れの的となっていたのでもはや師匠だったといってもいいのかもしれません。
その人が休止してから私はコルセアを本格的に育て始めましたが、あれから5年、私のコルセアもそれなりに育ってきてようやく人様のお役に立てる段階まできたと自負しております。
どこまでできるかわかりませんが、そんな私がコルセアをプレゼンしてみようと思いました。
ちなみにこの取扱説明書シリーズは魔導剣士に次いで二回目となります。
魔導剣士版はこちら。
第1章 コルセアについて
コルセアは当初は支援ジョブとして設計されていたと思いますが、今では本当に幅広い活躍ができるジョブに成り上がりました。
この点、おそらくは全ジョブの中で一位二位を争う程だといっても過言ではありません。
もちろんここまで辿り着くにはそれなりに装備やプレイヤースキルの向上を図る必要はありますが、それでも早い段階から活躍できるジョブなのでその育成中からでもけっこう楽しめるジョブになっていると思います。
ではコルセアがどのように活躍できるジョブなのか、主なものだけを本章で扱います。
支援としてのコルセア
コルセアの支援活動の中心となるのがLv5で習得するファントムロールですが、ご存じの通りコレにはスキルという概念が存在しません。
ということは、装備が揃っていない初心者の方でもそれなりの支援ができるということになります。
またファントムロールには唯一無二の強化効果を有したものもあり、競合する強化でも良い塩梅の効果深度を期待できるので支援だけをとっても十分成立した能力を持っています。
もちろん装備を揃えていくと効果時間、再使用時間、効果深度、ジョブボーナス発動率(コルセア特有)を向上させることができますが、こういったボーナスを得るためにスキル値を参照する他の強化支援に比べるとそれなりのアドバンテージになっていることもわかるかと思います。
他にもアビリティ再使用における待機時間をキャンセルできるランダムディールやSPワイルドカード、SPの再使用時間を短縮するカットカードなどかゆいところに手が届くようなアビリティを持っていることも大きな魅力です。
ただし難点として、効果に運要素が大きく絡むことを忘れてはいけません。
アタッカーとしてのコルセア
個人的にコルセアの真価はここにあるんじゃないかと思っています。
コルセアは属性攻撃、突攻撃、斬攻撃と3属性の攻撃手段を使いこなすことができ、これが特に活かされるオデシーなどではよく募集される様子も見受けられます。
また属性系や突系は遠隔のみでも完結できるものなので安全圏からの攻撃も可能となっており、立ち回り次第で生存率の高いアタッカーとして活躍できるでしょう。
個々の攻撃力については他のアタッカージョブに大きく劣りますが、コルセアにしか使えないWSレデンサリュートに限っては常識外れな破壊力を秘めており、特に属性や魔法弱点の敵に対してはサボった装備でもかなりのダメージを与えることができます。
とはいっても防御力は低くなりがちなので、思わぬ事故を防ぐためにコンテンツレベルの高いところではカット装備がほぼ必須となる点に注意が必要です。
また多岐にわたる手段に対応するということは武器や防具の数も必要になってくるので、仕上げるまでにはそれなりの時間を要することになります。
もっとも、その過程も含めて楽しいんですが。
連携士としてのコルセア
私がよくやるのはMB戦術をとった際に学者による震天連携から追撃で行う連携補助です。
よくある方法で例えると学者が分解を作り出したらそれに核熱WSラストスタンドを撃って光を、フォーマルハウトを所持していればAM2以上に限りさらにラストスタンドで極光まで繋げることができます。
(震天連携【分解】→ラストスタンド【光】→フォーマルAM2~3ラストスタンド【極光】)
また闇系だと以下
(震天連携【湾曲】→レデンサリュート【闇】→フォーマルAM2~3ワイルドファイア【黒闇】)
Lv4連携はなかなか敷居が高いですが、それを除いた一発の追撃だけでもMB受付時間は大幅に延長できるので効率よく削っていくことが可能になります。
2発目の追撃に関しては殴りでTPを溜める方法もありますが、近寄れない場合はトリプルショットを活用すればかなり楽になりますのでぜひ試してみてください。
まとめ
- ほんの少しの装備で一人前の支援ジョブに成り上がれる
- 強化支援において運に振り回されやすい
- カット装備が無い状態でまともに攻撃を喰らってしまうと戦闘不能になりやすい
- 支援、攻撃、連携においてズバ抜けた適応能力を持っている
- 多属性攻撃ができるのでオデシーに大きく貢献できる
第2章 サポートジョブについて
ここでは私がよく使うサポートジョブとその所感を書いていきます。
基本的にはどのような働きがメインになるかで選択が分かれてくることが多いです。
またコルセアによる支援の中心となるアビリティ類はサポートジョブに対して依存も干渉も一切しないものであることから、基本的に攻撃面での用途で考えることが多くなると思います。
以下はあくまで個人的な例をもとに書いていますが、下表のジョブ特性もふまえつつ参考にしていただければと思います。
ランク1 | ランク2 | ランク3 | |
---|---|---|---|
物理攻撃力アップ | +10 | +22 | +35 |
物理命中率アップ | +10 | +22 | +35 |
物理防御力アップ | +10 | +22 | +35 |
物理回避率アップ | +10 | +22 | +35 |
魔法攻撃力アップ | +20 | +24 | +28 |
魔法防御力アップ | +10 | +12 | +14 |
モクシャ | +5 | +10 | +15 |
フェンサー(クリ率/TPB) | +3%/+200 | +5%/+300 | +7%/+400 |
ダメージ上限アップ(攻防関数上限) | +0.1 | +0.2 | +0.3 |
HPmaxアップ | +30 | +60 | +120 |
二刀流(二刀流+/係数) | +10/0.90 | +15/0.85 | +25/0.75 |
※本文中の数値などはIL119以上が前提となります
サポ踊り子
意図としては二刀流とヘイストサンバが主ですが、たとえば仲間がスリプガなどで寝た際のディバインワルツも魅力的ですね。
もっとも、そういうときはほとんど自分も寝てますが。
またジョブ特性でランク1を有する物理命中やダメージ上限アップ、ランク2を有するモクシャがあったり、一方ではオーメンのお題消化でも役に立ったりと多岐にわたって活躍できるサポートジョブかなと思っています。
迷ったらとりあえずこれで良いんじゃない?というくらい万能なサポートジョブです。
サポ忍者
意図としては蝉と二刀流が主です。
ジョブ特性に目を向けると、モクシャがランク3、HPmaxアップがランク2、ダメージ上限アップがランク1などがありますが、サポ踊に比べると限定した条件下でしか使わないので頻度はかなり低いかなと思います。
サポ赤魔道士
意図としては主にジョブ特性のランク2を有する魔攻アップですが、魔防アップも同様にランク2を有しており、これは魔防に限っていえば防具1~2つ分加算しているのとほぼ同じ状況になるので個人的には見逃せない利点かなと思います。
とりわけイオリアンエッジやレデンサリュートなどの属性WSに大きな恩恵があるサポートジョブですが、回転数のサポ踊か、威力のサポ赤か、それは環境もみつつ判断すると良いと思います。
またディア2からのライトショット(防御力-18%)という弱体支援がひとりで行える点も見逃せません。
なおサポ黒魔導士の場合は魔攻アップがランク3つきますが、ランク2からランク3の伸びが小さく、またそれ以外でほとんど用途がなくなってしまうので基本的に私は使っていません。
サポ戦士
意図としてはサベッジブレード用。
バーサクやウォークライやアグレッサー、特性では攻撃力アップやフェンサーやダメージ上限アップなどからわかるように、サベッジしかやりませんという戦闘を行う時は迷わずコレでOKです。
加えてディフェンダーや防御力アップもあるので近接でも少しは安心できます。
サポ白魔道士
意図として支援と回復に主体を置くときに使います。
といっても私の場合はコルセアを2垢のサブとして動かす時にしか使いません。
またこちらもサポ赤と同様にディア2からのライトショットという弱体支援ができます。
まとめ
- 用途に応じて使い分ける
- よくわからない場合は踊り子でいい
- 忍者、戦士、白魔道士は限定的
- ジョブ特性や使用可能魔法にも目を向けるのが選択のコツ
第3章 メリットポイントについて
ジョブ項目の振り方
上記はそれぞれグループ1とグループ2の項目になりますが、基本的にロール支援に特化させる方向で強化するのがセオリーだといわれています。
私の場合は
- グループ1
ファントムロール使用間隔 5
ランダムディール使用間隔 5
- グループ2
スネークアイ 3
フォールド 1
ウィニングストリーク 5
ローデッドデッキ 1
というのが現状です。
この中でグループ1は確定でいいのですが、グループ2は使い心地を考慮して変えることがあります。
簡単なことをいうなら、ギャンブル強めならスネークアイを多めに。
確実性を狙うならフォールドをなくしてスネークとローデッドに振っても良いと思います。
…ていうと上記をみるかぎり私がギャンブル好きかと思われるでしょうが。
…ええ、まあまあ好きです。
なおウィニングの効果時間は私にとっては非常に重要なので5で固定です。
メリポWS『ラストスタンド』って必要?
必要です。
フォーマルハウトを入手するまでは出来れば5振りで覚えておきたいところです。
先に説明した通り連携で使えるだけでなく、フォーマルハウトがなくてもそれなりにダメージソースとなり得るWSなので取得しておいて損はありません。
『エクゼンテレター』や『レクイエスカット』は?
基本的に必要ありません。
仮に起用したとしても威力が低いため連携用として使うことになると思いますが、それぞれ分解と重力を有していて被っているWSが既にコルセアにはあるので無くても問題ありません。
ただエクゼンテレターに関しては被っているWSがサベッジブレードのため武器の持ち替えが必要になることから、この点を考慮して起用することは考えられます。
まとめ
- ジョブ項目はロール特化の方向性を基本としつつ、好みを反映させるのもOK
- WSはとりあえずラストスタンドだけ取得すれば大丈夫
第4章 立ち回りのイロハ
実はできる仕事が多い万能タイプ
簡単に言うとコルセアはロール強化をしつつ攻撃参加というのがほぼほぼメインになると思いますが、その間にもアビリティを活用することで多方面でやれることが多くとても器用な一面もあります。
- ディア系の効果中にライトショット
- 敵の強化にダークショット
- ランダムディールやワイルドカードによる自他のアビリティリキャスト解除
- サポートジョブを活かした回復支援やアビリティ支援
- 連携補助
ぱっと考えて挙げてもこれだけありますし、さらにまだやれることがあります。
またこれらは敵や味方、そして場の状況をよく観察していないと活かされないものが多く、特にログを見る癖をつけておかないとなかなか対応できません。
逆の言い方をすると、これらができるようになる頃には相当に優秀なコルセアとして大化けしているはずなのでとてもワクワクした伸びしろを持ったジョブとも言えますね。
私自身もできていない部分がありますが、できるように頑張ること自体が楽しいしこれこそがこのジョブの醍醐味なのかもしれません。
基本的にコルセアはロール支援と攻撃参加ができれば十分ですが、昨今のコンテンツ事情をふまえると求められる仕事量がジョブによって大きくなりがちな傾向があります。
要するに一人で二役も三役もこなすジョブが出てきているのも事実で、コルセアもその一端を担っているジョブだといわれているためその伸びしろを模索する際の参考になれば幸いです。
余談ですがオデシーがこのあたり顕著に表れている代表格だと思っていて、正直この方向にむかっていく風潮は個人的には嫌なんですが、一方でこのコンテンツこそ練習の場としては最適だとも思っています。
結局のところ目指すのは効率の最大化なので、時間制限や条件の厳しいこのコンテンツだからこその性質といえるのかもしれませんね。
敵を見極めて攻撃手段を選ぶ
これは様々なジョブにいえることでもありますが、相手がどんな耐性を持っているのか、またどういった弱点をもっているのか、特殊技の範囲はどうなのか、それは物理なのか魔法なのかなどなど、それによって近接でやるか離れて遠隔でやるか、どの武器でやるかなどの選択が必要になってきます。
特に近接か遠隔かで装備セットは大きく変わってきますし、遠隔主体なら突か属性での削りがメインになりますし、逆に斬なら近接限定になりますし、このあたりの引き出しを多く持っておくととても心強いです。
落とし穴にご注意
前項の内容でもそうですが最初からこれらに対応できる人はいませんし、そのほとんどがどんなに予習をして臨んでも場数がものをいうプレイヤースキルであることは留意しておく必要があるかと思います。
こういった万能ジョブにありがちで一番まずいのが焦ってしまうことなので、前項で挙げた基本をまずはベースとしてひとつずつゆっくり積み重ねていくことをオススメしておきます。
私がこれでコルセア嫌だ→コンテンツ嫌だ→FF11嫌だという悪魔の方程式が成立しかけたこともあったので念を押していっておきます(笑
焦らずゆっくり修行、これ大事。
まとめ
- 基本はロール支援と攻撃参加
- 以降の成長を見据えてログを見る癖をつけておくとGOOD
- 他アビやその他の仕事に関しては「焦らずひとつずつ確実に」が鉄則
- 与ダメージよりも仕事の質を追求した方が結果的に ”パーティが” 強くなる
あとがきと次回予告
以上、いかがでしたでしょうか。
今回は初~中級者向けに書いたつもりですが、あとあと読み返してみると上級者向けの内容もあったので何向けなのか自分でもよくわからなくなりました(笑
ただ今回の記事を通して一番お伝えしたいことは、熟練者はもちろんですが、初心者でも活躍して楽しめるジョブであるということです。
私自身コルセア歴が長くなってきたのでどうしても伸びしろの部分ばかりを書きがちですが、始めたばかりの頃もお役に立ててる感をすごく感じていたジョブなので、これだけでも伝わっていたのならこの記事は優良だと確信できます。
さて、次回ですが装備に関することを書いていこうと思います。
実は前回のコルセア装備の記事から色々と更新した部分もあって、この関連記事を別で書く予定でしたがついでなのでこちらに組み込むことにしました。
検索でひっかかりにくくなるかもしれないという難点はありますが、できる限りその足回りも整備したうえで更新しようと思っています。
長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
次の記事はコチラ。
【コルセアの取扱説明書②】コルセア装備のTips - 3丁目のタルタル